読書ロク

ゆっくり本を読んで感想を書いていきたいと思います

オルダス・ハクスリー「すばらしい新世界」を読む 

黒原敏行訳(光文社古典新訳文庫・2013年)
大森望訳(ハヤカワepi文庫・2017年)
※どちらも読みやすいですが引用は黒原訳にしています
 
自由か安定か。個人でもそういった選択を迫られることはときどきある。この小説は社会全体が後者を選んだ世界の物語だ。
 
※以下ネタバレあります